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窓の補助金の申請は誰がやる?国と自治体で違う手続きの分かれ道

窓の補助金の申請は誰がやる?

国の窓リノベは、登録事業者が申請します。住んでいる方が直接申請することはできません。

一方で、市や町の補助金は申請者ご本人が出すものもあります。「誰がやるか」は、国か自治体かで分かれます。

監修:エコサーモハウス(有限会社梅林板金) 代表 平賀 友浩/プロフィール

公開日 2026年8月31日/最終更新日 2026年8月31日(本記事は2026年8月時点の制度情報にもとづいています)/読了時間 約7分

出典・参照:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト/豊田市・刈谷市・岡崎市・幸田町の各補助制度ページ(記事末尾に一覧)

補助金を調べていると、「申請は事業者が代行します」と書いてあるページと、「申請書は申請者本人が作成してください」と書いてあるページの両方に行き当たります。どちらが本当なのか、と迷うところです。

結論から言えば、どちらも本当です。国の制度と自治体の制度で、申請する人が違うからです。この記事では、その分かれ目と、西三河の各市町でどうなっているかを整理します。

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図1 「誰が申請するか」の分かれ道

国の制度(先進的窓リノベ2026事業)
登録事業者が交付申請の予約と申請を行います。一般消費者は直接申請できません

自治体の制度(市・町の補助金)
申請者ご本人が出す運用の自治体があります。岡崎市は本人または行政書士による作成を原則としています

出典: 先進的窓リノベ2026事業 公式サイト/岡崎市 地球温暖化対策設備設置費補助(2026年8月時点)

窓の補助金の申請は、誰が行うのですか?

国の先進的窓リノベ2026事業では、あらかじめ事務局に登録した「窓リノベ事業者」が申請します。住んでいる方が直接申請する仕組みにはなっていません。自治体の制度は、これとは別に考えます。

国の制度は、事業者が代わりに出す

公式サイトには「補助金の申請手続きや受け取りと一般消費者への還元は、『窓リノベ事業者』が行います。補助対象者である一般消費者が直接申請をすることはできません」と記載されています。

この仕組みには、契約の段階で効いてくる条件があります。公式サイトには「登録のない事業者との契約は補助対象となりません」とも書かれています。工事を頼む会社が登録事業者かどうかは、契約の前に確かめておきたいところです。制度の全体像は先進的窓リノベ2026事業のご案内にまとめています。

自治体の制度は、本人が出すことがある

市や町の補助金は、国とは別の要領で運用されています。岡崎市の地球温暖化対策設備設置費補助では、「2026年1月に行政書士法の改正に伴い、申請書類等は申請者本人又は行政書士による作成を原則として運用します」と案内されています。

つまり同じ1回の工事でも、国の分は事業者が申請し、市の分はご自身で申請する、という組み合わせになることがあります。「どちらの制度の話をしているのか」を切り分けて確認してください。

西三河の市や町では、どうなっていますか?

当社の対応エリアの制度を、公式ページから転記して並べました。窓の断熱改修の扱い・金額・受付の状況は自治体ごとに異なります。受付が終わっている制度もあるため、時点を合わせて確認してください。

自治体制度名窓の断熱改修の扱い金額(原文)受付状況
豊田市住宅省エネ改修補助制度2ヶ所以上の開口部(窓・ドア)の断熱改修が必須最大70万円令和8年6月1日〜令和9年2月15日
刈谷市刈谷市民間住宅省エネ改修等補助金部分改修は複数の開口部の断熱改修工事を含むことが必須上限70万円(ZEH水準)令和8年4月13日に予算上限へ達し受付終了
岡崎市地球温暖化対策設備設置費補助金既存建築物断熱改修に窓・ガラス・玄関ドア等が含まれる上限120万円令和8年12月28日まで受付予定
幸田町一体的導入(太陽光・HEMS・断熱窓改修工事)「断熱窓改修」の語はあるが内窓・ガラス交換の定義はページに記載なし122,800円令和8年4月1日から先着順

各市町の公式ページより2026年8月20日に転記。金額は原文の表記です。幸田町の金額は「一体的導入」に対するもので、窓単独の補助額ではありません。内容・受付状況は変更されますので、最新は各自治体の公式ページでご確認ください


国の制度との併用について、公式ページに書かれていること

豊田市 ページに「参考:他補助金との併用について」の一覧表があり、先進的窓リノベ2026事業には「補助対象経費が重複しない場合は併用可」と付されています。同じ表に併用不可の区分もあるため、実際の可否は表と市の窓口でご確認ください。

刈谷市 「補助対象となる部分が明確に切り分けられる場合」などに限って併用可能とされ、先進的窓リノベ2026事業などの国の制度が列挙されています。

岡崎市・幸田町 窓の断熱改修について国の制度との併用可否の明記は、確認したページ上では見当たりませんでした。併用の可否は自治体にご確認ください。


申請でつまずかないために、何を確認すればよいですか?

確認するのは3つです。工事を頼む会社が国の登録事業者かどうか、お住まいの自治体に使える制度があるか、そして自治体の分を誰が申請するかです。この3点が決まれば、手続きの全体像が見えます。

図2 契約の前に確認する3つのこと

1工事を頼む会社は登録事業者か
国の制度を使うなら必須です。登録のない事業者との契約は補助対象になりません

2住んでいる自治体に制度があるか
市・町ごとに制度も金額も受付期間も異なります。受付が終わっている場合もあります

3自治体の分は誰が申請するか
申請者本人が作成する運用の自治体があります。要領を先に読んでおきます

図3 国の分と市の分は、動く順番が違う

1契約の前
国=工事を頼む会社が登録事業者かを確認。自治体=要領を読み、申請するのが誰かを確認します

2着工の前
国=登録事業者が交付申請の予約を行います。自治体=幸田町は交付決定前の着手を認めていません

3工事
施工と、申請に必要な記録の取得が行われます

4工事のあと
国=登録事業者が交付申請。自治体=刈谷市は交付決定を受けた年度の2月末までに実績報告を求めています

市税の滞納の有無が要件になっていることがある

見落としやすい要件です。豊田市は「豊田市税の滞納がない人」、刈谷市は「市の税金滞納なし」、岡崎市は「市税を滞納していないこと」を要件として挙げています。国の制度にはない条件のため、自治体の分を検討するときは早めに確認してください。

本記事の補助金は「断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO₂加速化支援事業(先進的窓リノベ2026事業)」の内容です。対象製品・工事内容・申請時期などの要件があり、事務局の審査があります。予算の上限に達した時点で受付は終了します(交付申請の予約は2026年11月16日まで、交付申請は2026年12月31日まで)。要件を満たす場合でも補助金の受給を保証するものではありません。 自治体の制度についても、要件・受付期間・予算の状況は各市町の公式ページでご確認ください。

まずは、うちの窓がどのくらい熱を通しているかを知る

お住まいの条件を選ぶだけで、ひと夏の冷房費がどう変わるかをその場でグラフにします。個人情報の登録は不要です。補助金の手続きを調べるより先に、窓を替える価値がどのくらいあるかを確かめておくと判断が早くなります。

窓の補助金の申請について、よくあるご質問はありますか?

自分で申請できるのか、補助金は誰に入るのか、市の補助金の代行、国と市の併用、代行の費用について、ご相談の多い5つをまとめました。

国の窓リノベの補助金を、自分で申請することはできますか?

できません。公式サイトに「補助金の申請手続きや受け取りと一般消費者への還元は『窓リノベ事業者』が行います。補助対象者である一般消費者が直接申請をすることはできません」と記載されています。

では、補助金は工事をした会社に入るのですか?

申請と受け取りを行うのは登録事業者ですが、その補助金は一般消費者へ還元される仕組みです。見積書や契約書で、補助額がどのように差し引かれるかを確認してください。

市の補助金も、工事店が代わりに申請してくれますか?

自治体によって扱いが異なります。例えば岡崎市は2026年1月の行政書士法の改正に伴い、申請書類等は申請者本人または行政書士による作成を原則として運用すると案内しています。お住まいの自治体の要領をご確認ください。

国の補助金と市の補助金は、両方もらえますか?

自治体によって条件が異なります。豊田市は一覧表で先進的窓リノベ2026事業に「補助対象経費が重複しない場合は併用可」と付しています。刈谷市は補助対象となる部分が明確に切り分けられる場合などに限って併用可としています。

申請を代行してもらうと、費用はかかりますか?

当社では申請書類の作成から提出まで当社が代行し、お客様の手続きは不要です。費用の扱いはお見積りのときにご説明します。他社にご依頼の場合は、代行の範囲と費用を契約前にご確認ください。

この記事の出典はどこで確認できますか?

本文で用いた数値と制度の内容は、次の公開資料で確認できます。金額・期限は制度の運用により変わることがあるため、ご検討時は各公式サイトの最新情報もあわせてご確認ください。

先進的窓リノベ2026事業 公式サイト(申請の仕組み・登録事業者)
https://window-renovation2026.env.go.jp/

豊田市「住宅省エネ改修補助制度」
https://www.city.toyota.aichi.jp/sumaikankyo/kankyo/hojokin/1058157.html

刈谷市「民間住宅省エネ改修等補助金」
https://www.city.kariya.lg.jp/kurashi/sumai/jyosei/1020054.html

岡崎市「地球温暖化対策設備設置費を補助します」
https://www.city.okazaki.lg.jp/1100/1108/1156/p043395.html

幸田町「令和8年度 一体的導入(太陽光・HEMS・断熱窓改修)」
https://www.town.kota.lg.jp/soshiki/12/17290.html

本記事は2026年8月20日に各公式ページから転記した内容にもとづいています。制度の内容・金額・受付状況は変更される場合があり、交付には要件と審査があります。補助金の受給を保証するものではありません。ご検討時は各公式ページの最新情報をご確認ください。

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