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刈谷市で窓の断熱リフォームをするなら?使える補助金と進め方

刈谷市で窓の断熱リフォームをするなら?

刈谷市の省エネ改修の補助金は、令和8年4月に予算上限へ達して受付を終了しています。

いま窓の断熱で使えるのは国の先進的窓リノベ2026事業です。市の制度を待つのか、国の制度で進めるのかを先に決めます。

監修:エコサーモハウス(有限会社梅林板金) 代表 平賀 友浩/プロフィール

公開日 2026年9月1日/最終更新日 2026年9月1日(本記事は2026年8月時点の制度情報にもとづいています)/読了時間 約7分

出典・参照:刈谷市「民間住宅省エネ改修等補助金」/先進的窓リノベ2026事業 公式サイト/一般社団法人 日本サッシ協会『快適な住まい情報室 REPORT #01』(2025年7月発行)(記事末尾に一覧)

刈谷市で「窓の断熱」を調べると、市の補助金の案内と国の補助金の案内が同時に出てきます。ところが2026年8月の時点では、この2つは状況が違います。

この記事では、刈谷市の制度がいまどうなっているか、国の制度で何ができるか、そして窓の断熱そのものをどう考えればよいかを順に整理します。

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図1 刈谷市で窓を断熱するときの、2つの制度の現在地

刈谷市 民間住宅省エネ改修等補助金(令和8年度)
令和8年4月13日11時30分時点の申請受付をもって予算上限に達し、受付終了と案内されています

国 先進的窓リノベ2026事業
受付中。住宅1戸あたり上限100万円の定額補助。登録事業者を通じて申請します

出典: 刈谷市公式ページ(2026年4月21日更新)/先進的窓リノベ2026事業 公式サイト。2026年8月20日時点の内容です

刈谷市の窓の断熱に使える補助金は、いまどうなっていますか?

市の制度は令和8年度分の受付が終了しています。国の先進的窓リノベ2026事業は受付中です。したがって、いま工事を進めるなら国の制度を使う形になります。

刈谷市の制度は「複数の開口部」が前提だった

刈谷市民間住宅省エネ改修等補助金は、開口部および躯体等の断熱改修工事と、設備の効率化工事を対象としていました。部分改修の場合は複数の開口部(窓・ドア)の断熱改修工事を含むことが必須とされており、窓1ヶ所だけの工事は想定されていません。

区分補助率上限
省エネ診断補助対象経費の3分の212万円
省エネ改修(省エネ基準)5分の230万円
省エネ改修(ZEH水準)5分の470万円

出典: 刈谷市 公式ページ(2026年4月21日更新)。令和8年度の内容で、現在は受付を終了しています

対象住宅にも条件があった

戸建て・長屋・共同住宅(併用住宅を含む)で、昭和56年6月1日以降の着工、または同日前の着工でも耐震性を有するものが対象とされていました。あわせて、市の税金の滞納がないことも要件です。翌年度に同様の制度が実施されるかは、市の公式ページでご確認ください。

国の補助金は、刈谷市の住宅でも使えますか?

使えます。先進的窓リノベ2026事業は全国が対象の制度です。事務局に登録された製品を使う内窓設置・ガラス交換・外窓交換などが対象で、住宅1戸あたり上限100万円の定額補助です。

補助額は「製品の性能とサイズ」で決まる

工事費の何割、という決まり方ではありません。製品の性能区分とサイズごとに定額が設定されています。内窓設置(戸建)なら1製品あたり、P(SS)グレードで小36,000円から特大140,000円、Sグレードで小22,000円から特大76,000円です。



ガラス交換の定額(戸建住宅・1枚あたり)
性能区分特大(2.0㎡以上)大(1.4〜2.0)中(0.8〜1.4)小(0.1〜0.8)
P(SS) Uw1.1以下78,000円52,000円32,000円11,000円
S Uw1.5以下53,000円35,000円23,000円7,000円
A Uw1.9以下41,000円27,000円18,000円5,000円

出典: 先進的窓リノベ2026事業の公表内容。1申請あたりの合計補助額が5万円以上の工事が対象です



国の制度と市の制度を重ねて使う場合、刈谷市は「補助対象となる部分が明確に切り分けられる場合」などに限って併用可としています。令和8年度の市の受付は終了していますが、今後あらためて制度が設けられたときの考え方として覚えておいてください。

本記事の補助金は「断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO₂加速化支援事業(先進的窓リノベ2026事業)」の内容です。対象製品・工事内容・申請時期などの要件があり、事務局の審査があります。予算の上限に達した時点で受付は終了します(交付申請の予約は2026年11月16日まで、交付申請は2026年12月31日まで)。要件を満たす場合でも補助金の受給を保証するものではありません。

そもそも、窓を断熱すると何が変わるのですか?

夏に住宅へ入ってくる熱の約73%は、窓などの開口部を通ります(アルミサッシと単板ガラスの住宅のモデル試算)。壁や屋根より先に窓へ手を入れるのは、面積のわりに熱の出入りが大きいからです。

図2 夏の昼間・住宅の部位別の熱の入り方(モデル試算)

窓など開口部約73%


屋根約11%


外壁約7%


約3%


出典: 一般社団法人 日本サッシ協会『快適な住まい情報室 REPORT #01』(2025年7月発行)。アルミサッシ+単板ガラス住宅のモデル試算です

内窓なら、壁を壊さずに一日で終わる

内窓は、いまある窓の内側にもう一枚の窓を足す工事です。壁や外壁に手を入れないため、1窓あたり最短約1時間からを目安に、部屋を汚さず当日中に終わります。住みながら進められる点は窓断熱のページでもご案内しています。

効果は住宅の条件により異なります。窓の向き・面積・お住まいの断熱の状態によって変わるため、どの窓から手をつけるかは現地で見たうえで判断します。

図3 刈谷市で窓の断熱を進めるときの順番

1いまの制度の状況を確認する
市の制度は受付終了、国の制度は受付中(2026年8月20日時点)

2どの窓から手をつけるかを決める
現地調査で窓の向き・サイズ・状態を確認します。西三河エリアは出張費無料です

3補助額を含めた見積りを見る
国の定額補助は製品の性能とサイズで決まります。差し引き後の負担で比べます

4交付申請の予約を入れる
最初の工事に着手した以降に行えます。予約は登録事業者が行います

刈谷市のお住まいで、窓を替えると冷房費はどう変わるか

お住まいの条件を選ぶだけで、ひと夏の冷房費の変化をその場でグラフにします。個人情報の登録は不要です。「わからない」項目があっても試算できます。補助金の話に進む前に、替える価値がどのくらいあるかを確かめておくと判断が早くなります。

刈谷市の窓の断熱について、よくあるご質問はありますか?

市の補助金の現状、国の制度で何が対象か、刈谷市への出張、マンションの扱いについて、ご相談の多い5つをまとめました。個別の条件は現地調査で確認します。

刈谷市の省エネ改修の補助金は、もう使えないのですか?

令和8年度の刈谷市民間住宅省エネ改修等補助金は、令和8年4月13日11時30分時点の申請受付をもって予算上限に達し、受付を終了したと市が案内しています。翌年度の実施の有無は市の公式ページでご確認ください。

市の補助が使えなくても、窓の工事に補助金は出ますか?

国の先進的窓リノベ2026事業があります。事務局に登録された製品を使う内窓設置・ガラス交換・外窓交換などが対象で、住宅1戸あたり上限100万円の定額補助です。要件と審査があります。

刈谷市の補助金は、どんな工事が対象だったのですか?

開口部および躯体等の断熱改修工事と設備の効率化工事が対象で、部分改修の場合は複数の開口部(窓・ドア)の断熱改修工事を含むことが必須とされていました。窓1ヶ所だけの工事は想定されていません。

刈谷市まで来てもらえますか。出張費はかかりますか?

刈谷市は当社の対応エリアです。西三河エリアは出張費無料で現地調査に伺っています。まずは窓の写真を送っていただくだけでも、おおよその見立てをお伝えできます。

マンションでも内窓は付けられますか?

窓は共用部分にあたることが多く、管理規約で扱いが定められています。内窓は室内側に設けるため認められる例が多いものの、管理組合への確認が必要です。現地調査のときに一緒に確認します。

この記事の出典はどこで確認できますか?

本文で用いた数値と制度の内容は、次の公開資料で確認できます。金額・期限は制度の運用により変わることがあるため、ご検討時は各公式サイトの最新情報もあわせてご確認ください。

刈谷市「民間住宅省エネ改修等補助金」
https://www.city.kariya.lg.jp/kurashi/sumai/jyosei/1020054.html

先進的窓リノベ2026事業 公式サイト(対象工事・補助額・申請の仕組み)
https://window-renovation2026.env.go.jp/

一般社団法人 日本サッシ協会『快適な住まい情報室 REPORT #01』(2025年7月発行)
https://www.jsma.or.jp/Portals/0/images/eco/pdf/sumai_johoshitsu_01(202507).pdf

本記事は2026年8月20日に各公式ページから転記した内容にもとづいています。刈谷市の制度は令和8年度分の受付を終了しています。制度の内容・受付状況は変更される場合があり、交付には要件と審査があります。補助金の受給を保証するものではありません。断熱による効果は住宅の条件によって異なります。

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